2015年10月19日

清水もつカレーの歴史

清水の焼鳥屋「金の字本店」の先代、故杉本金重さんが、
戦時中満州で、東京の洋食屋「精養軒」の人と炊事班がいっしょになり、
カレーの仕込みを教わった。

戦後店を開くと、名古屋の土手煮込みにヒントを得て、
モツをカレーで煮込んだ「もつのカレー煮込み」をつくった。
(1950年・昭和25年)

それが、清水で評判になり、
以来60年居酒屋の定番メニューとして広まり食べられている。

1899(明治32)年に開港した港町しみずには、
早くから洋食文化が広まり、人々はカレーに親しんでいた。
それが清水独自の食文化として「もつカレー」がソウルフードとして愛されてきた理由である。

もつとカレー、この普遍的なものの組み合わせが、
清水ならではのものと知り、そのおいしさを広めようと、
2008年11月29日、「清水もつカレー総合研究所」が設立された。



Posted by クールなお at 08:21│Comments(0)
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